最幸研では、人材育成の目的を、『企業で働く一人ひとりを社会人として、人間として成長させることで、その結果、企業の生産性が上がるようになること』であると考えています。そして、目指す人材像は、「社会に貢献するビジョンの達成のために、自ら必要な知識や能力を身につけて、それらを最大限に生かして自分で道を切り開いていく人材」、すなわち《自立型人材》です。
《自立型人材》は、いかなる環境条件でも自分の能力と可能性を最大限に発揮して道を切り開いていこうとする姿勢をとります。問題をチャンスとして真正面から受け止め、自分自身に原因を見出し、他人や会社に期待せず、何事も自分の出番に変えます。常に夢を確認し、自分で考えて行動し、その行動の意義や意味を理解しています。他人の評価に振り回されず、他人が見ていないところで努力し、より高いレベルを目指して全力を尽くします。
ところで、人材育成の手段としては、従来から、社内で経営者や先輩から教育するOJTに加え、社外に依頼して行う社員研修、セミナー、講習会等々の手段が一般的です。そして、これらの多くのものが、ノウハウやテクニック、心構えなどを教え、実践させるという、いわゆる「教える研修」の形をとっています。
しかしながら、上記のような、企業に本当に必要な人材、自立型人材を育成するには、従来型の「教える研修」では、限界があると感じている経営者、人材育成担当者の方も多いのではないでしょうか。
それは、ノウハウやテクニック、心構えを「教える」、「与える」「やらせる」ということにより、受講する側が、受動的になり、ともすれば人材育成の手法に依存してしまうからです。人材育成の仕組みが参加者にとって受動的、依存的なものでは、自立的人材が育ちにくいのです。
「人は自分で気づき、自分の力で成長しようとしない限り、成長することはできない」という原則があります。
最幸研の研修は、次の3つの方針で組み立てられています。
夢プランの発表(ドリプラ)やビジョンムービー作成等により、参加者がともに課題に取り組みながら、相互支援、自立型姿勢について体感していきます。
参加者の個性と無限の可能性を信じて、見本・信頼・支援の姿勢でサポートします。
目的に即した研修内容を、正しい順番でバランス良く提供していくことで、自然に逆らわずに成長を促進します。
最幸経営に必要となる5つのエネルギーをバランスよく順番に高めていきます
病院と言えば、夜勤や残業が多く、職員の定着率が低いことが一般的となっていて、勤務時間外の研修には抵抗も大きく、最も研修がやりづらい業種と言われています。今回ご紹介する埼玉のY病院では、なかなか経営理念の浸透がすすまないこと、部署間のコミュニケーションが不足しがちなことに悩んでいました。そして今回、最幸研の研修を導入することを決意され、1年間の連続プログラムを実施することとなりました。
研修の目的を明確にし、病院の理念や職場の雰囲気、現状の課題を丁寧にヒアリングして下記のような12回のプログラムを設計しました。
なお、研修に先立ち、参加者の全員に個人面談を実施して、参加者一人ひとりの個性や思いを確認しておきました。
第1回目の研修は、少し暗い雰囲気でスタートしました。「忙しいのに研修なんて・・・」「疲れているから早く帰りたいのに・・・」という声が聞こえてきそうです。ナビゲーター(最幸研から派遣された先導役)の自己紹介もそこそこに、さっそく最幸研の独自コンテンツ、『グループスキルリーディング』がスタートしました。
予め指定された席に座っていた参加者は、ナビゲーターからの指摘に驚きます。
ナビ: 「今のワークで、ここのAグループの方々は『すごーい』って言う言葉を良く使っていることに気づきましたか?」
A: 「えっ、そう言えば・・・」
ナビ: 「ところが、こちらのBグループの方は、相手からあまり『すごい、すごい』ってほめられると、ちょっとイラってしますよね」
B: 「うん、そうそう。なんかバカにされてる気がする」
A: 「えっ、そうなの!知らんかったあ」 「なんでそんなことわかるの? すごーい!」
ナビ: 「ほら、また、すごいって言いましたね」
会場は笑顔に包まれ、お互いがまったく違った個性をもった存在であり、相手を理解しようとすることこそが尊いことに気づいていったのです。
わかりあえる瞬間に笑顔がこぼれます。
やがて研修が2回、3回と回数を重ねていくにつれ、参加者の方々は、まずお互いを認め合うところから始め、自分の夢に気づき、夢を語り、やがて仕事の意味と使命を考えるようになります。
すべての回が、講師から教えられるのではなく、アウトプット中心のカリキュラムになっていて、自分たちで考え、自分たちで話し合い、自分たちで答えを出していくという形になっています。
そして、「自分たちの仕事の価値を高めるには?」という問いに対して、「もっと患者さんとご家族の声を聞こう!」ということになり、自分たちでアンケートを設計して実施していくこととなりました。毎日毎日、地道にアンケートを取り、得られた声に確実に応えていきながら、明らかに変わっていく病院の雰囲気に、参加者たちの顔には自信があふれていくようでした。
「もっと、患者さんの声を聞こう!」
自分たちで考え、自分たちで取り組んだアンケート
なお、研修では毎回、『楽しい宿題』が出され、研修の日だけではなく、普段の日常で継続して行うべき課題を与えられます。これにより数ヶ月のうちに、参加者の無意識の中の、ついついやってしまう『悪い習慣』が、やれば良い結果を生む『良い習慣』へと書き換えられていきます。
さらに、自分の夢に他人を巻き込むためのリーダーシップ研修、どんな困難な問題も解決する自立型問題解決研修と続きます。そして、最後の3ヶ月は、この病院の仕事を通して自分が実現したい夢を描いて発表する、ドリームプラン・プレゼンテーション(ドリプラ)研修となります。発表者は、自分の夢を説明するのではなく、夢が実現した世界を映像と音で体験させる10分間のプレゼンテーションをつくっていきます。他の参加者は、発表者に対して良き支援者(メンター)となって、見本・信頼・支援というメンタリング(やる気の出させ方)を体得していきました。
そして、最終回。仲間とつくりこんだプレゼンテーションが感動と共感の渦を巻き起こしたのです。
仲間とつくり上げた夢のプレゼンテーションを発表
勇気を出して夢を語る。あきらめない思いを語る。
お互いに応援する仲間ができる。可能性が広がる。
相手を理解しようとする姿勢は美しい
夢を語ることで人は輝き始めます
感動と共感の涙が・・・
なお、研修の最後には、オリジナル評価手法である『最幸経営指標』によって、研修の成果を具体的な形で評価して今後の指針とします。
最幸研の研修は、単にノウハウややり方を教える研修ではなく、夢を語り、自立型姿勢と相互支援で問題を解決して成長していく人材を育成する仕組みを提供するものです。
最幸研では、上記のような最幸経営実践塾の他にも、夢を語るプレゼンテーションをつくる『社内ドリプラ研修』や、会社やチームの夢を描く『ビジョンムービー作成研修』など、各種の研修を実施しています。
いかがですか?
最幸研の研修に興味を持っていただけたようでしたら、まずはお問い合わせください。
企業様ごとに事情が異なります。どんな企業でも必ず効果が上がるという画一的、定型的な研修プログラムはありません。御社の研修目的、達成したい課題、企業文化等を十分お聞かせいただいた上で、最適なプログラムを設計して提案いたします。
研修費用は、研修時間、派遣ナビゲータの人数等によっても変わりますが、研修1回あたり20万円~を基本として、ご相談に応じます。